円安・インフレ下でのiPhone買い替え事情
今やiPhoneの買い替え問題は、毎年秋の風物詩と言えるほどの話題です。
円安とインフレのダブルパンチで、一番高いモデルは25万円相当。
正直高すぎます。
このiPhone、どのタイミングで買い替えるのがお得なのか?
自己資金での買い替えを前提に、最もお得なタイミングを探ってみましょう。
買い取り価格の推移
実際に旧モデルの平均買取価格と減価率の推移を見ていくと面白いことに気づきます。
サンプルデータとして
個人的に最も買取額が高い気がするPC工房(買取りの日で10%UP対象 ※土日やってます)を参照していきます。
現在の買取価格を参照に
モデルはSIMフリーモデルのiPhone Proシリーズ 128GBから見ていきます。
iPhone15Pro(1年前)約110,000円(-40,000円:前年比価格維持率73%)
iPhone14Pro(2年前)約95,700円(-14,000円:前年比価格維持率87%)
iPhone13Pro(3年前)約71,500円(-24,000円:前年比価格維持率75%)
※各モデルの発売価格が平均15万円とする
次にiPhone無印シリーズ
iPhone15(1年前)約88,000円(-32,000円:前年比価格維持率73%)
iPhone14(2年前)約73,700円(-14,000円:前年比価格維持率84%)
iPhone13(3年前)約57,200円(-16,000円:前年比価格維持率77%)
※各モデルの発売価格が平均12万円とする
データから見える最適な買い替えタイミング
このデータを見ると、3年以内のスパンで買い替える場合、最も価格維持率が高い2年目での買い替えが一番“お得”と言えそうです。 2年以上使うと、傷やバッテリーの劣化が目立ち始め、買取査定額の減額要因になります。また、バッテリー容量が80%を切ると日常使用でも不便を感じるはずです。 逆に1年スパンでの買い替えは価格面で効率が悪く、得するというよりコストをかける結果になりがち。
私の場合、iPhoneは仕事でも使うため経費として半分を処理することも可能で、節税効果を考えると短スパンでの買い替えがマッチしています。それでも新機能とバッテリーの消耗度を総合的に考えると、2年スパンでの買い替えが最もストレスフリーかつお得に新機能を楽しめるタイミングかもしれません。
まとめ
3年以上同モデルを使っている場合、バッテリー劣化や動作の快適性低下によるタイムパフォーマンスの悪化も含め、コスパの悪い状態で使い続けてしまっていることになりそうです。もちろん、そこに特段問題を感じない方も多いと思いますが。(実際バッテリー以外はサクサク動いているケースも多いので)
ちなみに私はSIMフリーモデルをApple Storeで購入し、格安SIMで運用しています。
…この話を続けると「Androidが最強!」なんて人たちが湧いてくるので、この辺で切り上げましょう。
Appleからは「価格で躊躇うような貧乏人はiPhoneを使うな!」ってメッセージすら感じる。インフレと円安、恐るべし…。
評価
毎年高くなっている割には新機能はカメラばかりでワクワクしないよね
おすすめのiPhone保護アイテム
TORRAS iPhone用ガラスフィルム
ちょっと高いけど、キレイに貼れるしこれ一択