本日紹介するのはMagSafeウォレット。
そんな中でもPeak Design(ピークデザイン)の「Slim Wallet」は、MagSafe対応ウォレットの中でも海外で人気が高いモデルです。
今まで「これじゃない感」があってスルーしてきたんですが、ついに手応えありそうなやつを見つけたので1ヶ月ほど使った感想をお伝えします。
そもそも今やほとんどのお店がキャッシュレス対応。コンビニに至っては現金を出すと逆に目立つレベルですよね。軽い買い物なら財布を持ち歩く理由すら薄れてきている。
ただ「スマホだけで全て済ますぜ」というストイックな外出は、ちょっと冒険感が強い。
とはいえ財布を持ち歩くほどでもない。
この“ちょうど間”にハマるシチュエーションって、思いのほか多いんですよ。
私の場合は車移動が前提なので、最低限必要なのは
・免許証
・キャッシュカード
・クレジットカード
・紙幣(1,2枚)
これがあれば大抵の場面は切り抜けられる。つまりカード3枚+紙幣。シンプルにそれだけ。
ところが意外なほど、この4点をスマートに収納できるMagSafeウォレットが見つからない。
そんな中で「これは…」と久々に心が動いたのが、アメリカのPeak Designというブランドから出ているMagSafeウォレットです。
他メーカーを検討して微妙だった理由
他のメーカーもいくつか試したんですが、どれも決め手に欠けるんですよね。
まず多いのが合皮。見た目はそれっぽいけど時間が経つとヘタってきて、カードの収まりが不安になる。
財布のくせにカードを落としそうって、そもそも存在意義どこ行ったんだって話です。
次はカードが1〜2枚しか入らないタイプ。MOFTなんかはその代表格ですね。免許証とクレカとキャッシュカードで3枚、そこに紙幣をちょっと差したい私からすると、そもそも条件を満たせない。もちろん「スマホ一台で全部済ませます」って人なら十分かもしれませんが、私には役不足です。
逆に余計な機能を盛りすぎたやつも多い。スタンドになるだの、変なギミックが付いてるだの。発想としては面白いけど、実際に欲しいのは“普通にカードと紙幣が入る”ってだけなんですよね。その一点を疎かにして厚みだけ増すのはいただけない。
最後は“大容量系”。これはもう笑っちゃうくらいデカい。収納力は確かにあるけど、ポケットに入れたらスマホより分厚い。だったら財布でいいじゃんって自然に思っちゃうんです。
口コミを見ても「カードの出し入れが固い」「磁力が弱くて不安」みたいな声が多い。
要するに、どこかしらでストレスを感じる製品が多いんですよね。
そんな私が行き着いたのがピークデザインのMagSafeウォレット
ウォレット探しで2時間くらい、あーでもないこーでもないと考察を重ねてようやく見つけたのが、Peak DesignというブランドのMagSafeウォレットでした。
Peak Designはアメリカ発のガジェット系ブランドで、カメラアクセサリーやバッグを中心に展開している会社。アウトドアやバイク向けの製品も作っていて、頑丈さとデザイン性の両立で評価されています。
じゃあなぜこれが神なのか。
まず背面の磁力がやたら強い。
バイク用アクセサリーも出してるだけあって、磁石に関しては妙な安心感があります。
次に構造がシンプル。ポケットはひとつですが、カードの収納力は幅広く7枚まで対応。
私は3枚+紙幣で使ってますが、まだ余裕があります。
さらに感心したのがフタ部分。ここもマグネットで閉じる仕組みなんですが、かなり強力で勝手に開く気配がない。しかもフタのベロをちょっと引っ張ると、中のカードがスッと持ち上がって顔を出す。
取り出した後はカードを押し込むだけでフタが自動で引っ込むという、“お前よく考えたな”ってシステム。こういう小技が地味に気持ちいい。
素材もアウトドア系のファブリックなので丈夫。磁石と布の組み合わせで軽いのに耐久性もあって、正直劣化の心配はあまり感じません。紙幣も一緒に入れられるので、キャッシュレス全盛でもちょっとした現金対応は余裕。コイン数枚はさすがに厳しいですが、そこは割り切りですね。
これだけ揃ってると「神」と言いたくなるのも自然な流れです。
ちなみに私の薄型のMafsafe対応ケースでも問題なく付きます。
大きなデメリットが1つ
値段が高いです。
1万円ちょうどくらいなので、平均的なMagSafeウォレットの2倍くらいします。
ただ、日常使いするものなら簡単に元は取れると思いますが、初期投資としては少し手が出しにくい人が多いかも知れません。(その分いい商品ですが)
まとめ
ピークデザインのMagSafeウォレットは、探し回った末にようやく見つけた「ちょうど良い」に収まる一品でした。
強い磁力で落ちにくく、カード3枚+紙幣を入れてもまだ余裕あり。取り出しやすさの仕組みも気が利いていて、毎日触ってもストレスがない。素材もタフで軽いので、耐久性を気にせず使えます。
もちろんデメリットもあります。価格は安くないし、薄型ケースだとカードを出すときは一度外す手間もあります。それでも「財布を持たずに出かけられる快適さ」を考えると、十分に元は取れると感じています。
結局のところ、スマホに全部集約したいけどカード類は最低限持ち歩きたいという人にはドンピシャ。Apple純正やMOFTでは満たせなかった部分を埋めてくれる、まさに救世主的なMagSafeウォレットでした。
今回紹介した商品


10年後には財布という概念すら無くなってそうですよね。今ではiPhoneにはマイナンバーカードも入れられますし、免許証も近いうちにスマホに入りそうです。